プルシェンコって浦沢直樹さんの漫画に出てくる外国人に似てるよねと奥さんが言ってました。どうも僕です。我が家には月に1回の焼肉デーというものがある。だいたい給料日後に催されることが多いこのイベント。何を隠そう今日がその日だったのだ。余韻に浸りながら、今日は「正しい焼肉講座」を開講したいと思う今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?
焼肉。それは人生の一大イベントである。だいたい結婚、出産の次ぐらいに位置づけられることの多いこのイベントだが、多くの方はその正しい楽しみ方を理解していない。ただ単に肉をむさぼってるだけでは人生を棒に振ってるも同じだ。よりよい焼肉の食べ方を知る。それは人生設計をする上で重要なファクターと成りうるのである。
まずはオーダー。この時点でその日の焼肉を楽しめるかが決まると言っても過言ではない。だいたい素人が陥るパターンがある。それは「安い肉をたのむ」、そして「たのみすぎる」というパターンだ。焼肉とは決して安い食べ物ではない。そのせいか、一種の防衛本能が働き、ついつい安い肉を選んでしまい、安いからといってたくさんたのむ。結果、網の上には肉の絨毯が敷かれる。テンションこそ上がり、食べだしはいいものの、次第に口が飽きてくる。最後には食べたくもないのに食べなければならないという究極のデフレスパイラル(?)に陥る。こんな過ちを犯してしまったばかりに、その人生は深い闇へとさまよってしまうのである。
オーダーの時点で気をつけること。まずは「高い肉をたのむ」これにつきる。最低でも「上」とつくものから攻めるのが定石だ。初心者は思いきって「特上」に挑戦するのもよい。なぜ高い肉からたのむのか?それは高いからである。何を言っているのかとお思いかもしれないが、実はこれこそ1つの真理なのである。一般的に焼肉を食べるのに5万も10万も予算をかける人はいないだろう。せいぜい2人で1万前後である。つまり予算は限られているのだ。高い肉をたのむことで、必然的にたのむ量を抑えられるわけだ。
え?そんなことしたらお腹いっぱいにならないんじゃないのって?それは違う。高い肉というのは安い肉と比べて1切れ当たりの満足感がまるで違う。どれぐらい違うのかというと、フリーザの第一形態と最終形態ぐらい違う。第一形態が53万に対して、最終形態が6000万ぐらいである。その差が歴然ということがおわかりいただけたであろう。ちなみに最終形態のフルパワーは1億2000万である。これは参考までに是非覚えていただきたい。
それでも、もうちょっと食べたいと思うなら悟飯…ではなく「ごはん」をたのもう。ああ言いたいことはわかる。たしかに「焼肉にビール」これも1つのい黄金パターンに違いないのだが、あえて「ごはん」、ここにきてあえての「ごはん」である。つまりビールに合う食材なら焼肉ならずとも餃子、焼き鳥、唐揚げと挙げだせばきりがない。ならばあえてビールを飲まずにごはんを食べよう。発想の転換である。今日は焼肉を食べると決めたならビールは飲まずにご飯を食べる。これにより出費を抑えることができ、満腹感も得られるのである。
ここでひとつ注意していただきたいことがある。それはご飯のサイズである。特に男性なんかは調子に乗ってすぐに「大」とかたのんでしまうことが多いのだが、得てして焼肉屋のライス大はことのほか多い。日本昔話か!?とツッコミたくなるぐらい盛られることがしばしばある。もちろんすべて食べきれるなら止めはしないが、最初は中ぐらいで様子を見ることをお勧めする。
高い肉を1人前ずつ適量たのむ。目安としてはちょっと少ないかな?と感じるぐらいがちょうどいい。なに、少なければ追加で注文すればいいのだ。お勧めは「塩タン・ハラミ・上カルビ・特上ロース」のヨーロピアンスタイルだ。さっぱり系からジョジョに脂分の多いものへ移行していき、最後は絶妙なバランスを保った特上ロースでしめる、英国紳士もビックリなスマートな食し方である。カルビ系を中心に攻めるアメリカンスタイルも若い男性にはお勧めである。いろいろと試行錯誤を重ねる中で自分なりの黄金比率を確立していただきたい。また、サイメニュー的な生レバーやユッケ、ポテトサラダなんかも箸休めとしてご活用いただければと思う。この辺りに関しては「正しい焼肉講座~上級編~」にて詳しく言及することにする。
さぁ注文が決まればいよいよ「焼き」だ。先ほど「オーダーの時点でその日の焼肉を楽しめるかが決まる」と述べた意味をご理解いただけたであろう。ここまでくればほぼ勝利は目前である。ただ気を抜くなかれ、ここからが真の勝負である。せっかくの高い肉もすべてこの「焼き」にかかってるのだ。しかし、心配は無用である。この「焼き」に関して注意すべきことはただ一つ。「食べる分ずつ焼く」これだけである。
よく友達何人かで焼肉に行くと、注文した肉を片っぱしから網へのっけていくバカがいる。順番も種類もあったもんではない。先ほど述べたように肉の絨毯が敷かれ、我先にと生焼けの肉に箸を伸ばす。気づけば肉は焦げつき、何度も網の交換をする羽目に。たしかにワイワイと焼肉の雰囲気を楽しむにはいいのかも知れないが、真剣に焼肉と向き合うならそんなに急いで焼かずとも、食べたい分だけ1枚ずつ焼けばいいのである。焼けるのを待ってる間にサイドメニューを食べ、焼けた分から順番に食べる。そしてまた焼いていく。至極簡単なこの作法を実践できている人がどれくらいいようか?いや、ほとんどいないだろう(反語)。
ゆっくり味わって食べることで高い肉の味もさらに際立つのである。また、そういった観点からもやはり焼肉は気の置ける人間と2人ぐらいで食べるのが一番だと思う。
いよいよ肉が焼けた。ようやくこの高い肉をたべることができる。ここまでくればあなたも立派なヤキニクリスト(焼肉のスペシャリスト)だ。これからの人生、成功が約束されたも当然である。存分に焼肉生活を満喫していただきたい。ただ最後にひとつだけアドバイスを。それは「タレ」である。焼肉屋に行くと「しょうゆダレ」「味噌ダレ」等など、いくつかのタレが用意されているはずだ。そのうちのどれを使うかは皆さんの好みもあるので強制はしない。ただ、是非試していただきたいのが「塩」である。だいたいの店には「塩」が常備されているはずだ。無い場合でも頼めば厨房からもってきてくれる。この「塩」を小皿に盛り、肉の端にチョコンとつける。ポイントはつけ過ぎないこと。肉が塩に触れたか触れていないかのギリギリのラインを目指してほしい。そしてそのまま一口で食べる。塩が唾液を呼び寄せ、肉汁の混ざり合い至高のハーモニーを奏でること間違いなし。オプションで胡椒を混ぜるのも通である。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。焼肉が食べたくなったあなた。マンツーマンで指導しますので、いつでもお呼びください。
焼肉。それは人生の一大イベントである。だいたい結婚、出産の次ぐらいに位置づけられることの多いこのイベントだが、多くの方はその正しい楽しみ方を理解していない。ただ単に肉をむさぼってるだけでは人生を棒に振ってるも同じだ。よりよい焼肉の食べ方を知る。それは人生設計をする上で重要なファクターと成りうるのである。
まずはオーダー。この時点でその日の焼肉を楽しめるかが決まると言っても過言ではない。だいたい素人が陥るパターンがある。それは「安い肉をたのむ」、そして「たのみすぎる」というパターンだ。焼肉とは決して安い食べ物ではない。そのせいか、一種の防衛本能が働き、ついつい安い肉を選んでしまい、安いからといってたくさんたのむ。結果、網の上には肉の絨毯が敷かれる。テンションこそ上がり、食べだしはいいものの、次第に口が飽きてくる。最後には食べたくもないのに食べなければならないという究極のデフレスパイラル(?)に陥る。こんな過ちを犯してしまったばかりに、その人生は深い闇へとさまよってしまうのである。
オーダーの時点で気をつけること。まずは「高い肉をたのむ」これにつきる。最低でも「上」とつくものから攻めるのが定石だ。初心者は思いきって「特上」に挑戦するのもよい。なぜ高い肉からたのむのか?それは高いからである。何を言っているのかとお思いかもしれないが、実はこれこそ1つの真理なのである。一般的に焼肉を食べるのに5万も10万も予算をかける人はいないだろう。せいぜい2人で1万前後である。つまり予算は限られているのだ。高い肉をたのむことで、必然的にたのむ量を抑えられるわけだ。
え?そんなことしたらお腹いっぱいにならないんじゃないのって?それは違う。高い肉というのは安い肉と比べて1切れ当たりの満足感がまるで違う。どれぐらい違うのかというと、フリーザの第一形態と最終形態ぐらい違う。第一形態が53万に対して、最終形態が6000万ぐらいである。その差が歴然ということがおわかりいただけたであろう。ちなみに最終形態のフルパワーは1億2000万である。これは参考までに是非覚えていただきたい。
それでも、もうちょっと食べたいと思うなら悟飯…ではなく「ごはん」をたのもう。ああ言いたいことはわかる。たしかに「焼肉にビール」これも1つのい黄金パターンに違いないのだが、あえて「ごはん」、ここにきてあえての「ごはん」である。つまりビールに合う食材なら焼肉ならずとも餃子、焼き鳥、唐揚げと挙げだせばきりがない。ならばあえてビールを飲まずにごはんを食べよう。発想の転換である。今日は焼肉を食べると決めたならビールは飲まずにご飯を食べる。これにより出費を抑えることができ、満腹感も得られるのである。
ここでひとつ注意していただきたいことがある。それはご飯のサイズである。特に男性なんかは調子に乗ってすぐに「大」とかたのんでしまうことが多いのだが、得てして焼肉屋のライス大はことのほか多い。日本昔話か!?とツッコミたくなるぐらい盛られることがしばしばある。もちろんすべて食べきれるなら止めはしないが、最初は中ぐらいで様子を見ることをお勧めする。
高い肉を1人前ずつ適量たのむ。目安としてはちょっと少ないかな?と感じるぐらいがちょうどいい。なに、少なければ追加で注文すればいいのだ。お勧めは「塩タン・ハラミ・上カルビ・特上ロース」のヨーロピアンスタイルだ。さっぱり系からジョジョに脂分の多いものへ移行していき、最後は絶妙なバランスを保った特上ロースでしめる、英国紳士もビックリなスマートな食し方である。カルビ系を中心に攻めるアメリカンスタイルも若い男性にはお勧めである。いろいろと試行錯誤を重ねる中で自分なりの黄金比率を確立していただきたい。また、サイメニュー的な生レバーやユッケ、ポテトサラダなんかも箸休めとしてご活用いただければと思う。この辺りに関しては「正しい焼肉講座~上級編~」にて詳しく言及することにする。
さぁ注文が決まればいよいよ「焼き」だ。先ほど「オーダーの時点でその日の焼肉を楽しめるかが決まる」と述べた意味をご理解いただけたであろう。ここまでくればほぼ勝利は目前である。ただ気を抜くなかれ、ここからが真の勝負である。せっかくの高い肉もすべてこの「焼き」にかかってるのだ。しかし、心配は無用である。この「焼き」に関して注意すべきことはただ一つ。「食べる分ずつ焼く」これだけである。
よく友達何人かで焼肉に行くと、注文した肉を片っぱしから網へのっけていくバカがいる。順番も種類もあったもんではない。先ほど述べたように肉の絨毯が敷かれ、我先にと生焼けの肉に箸を伸ばす。気づけば肉は焦げつき、何度も網の交換をする羽目に。たしかにワイワイと焼肉の雰囲気を楽しむにはいいのかも知れないが、真剣に焼肉と向き合うならそんなに急いで焼かずとも、食べたい分だけ1枚ずつ焼けばいいのである。焼けるのを待ってる間にサイドメニューを食べ、焼けた分から順番に食べる。そしてまた焼いていく。至極簡単なこの作法を実践できている人がどれくらいいようか?いや、ほとんどいないだろう(反語)。
ゆっくり味わって食べることで高い肉の味もさらに際立つのである。また、そういった観点からもやはり焼肉は気の置ける人間と2人ぐらいで食べるのが一番だと思う。
いよいよ肉が焼けた。ようやくこの高い肉をたべることができる。ここまでくればあなたも立派なヤキニクリスト(焼肉のスペシャリスト)だ。これからの人生、成功が約束されたも当然である。存分に焼肉生活を満喫していただきたい。ただ最後にひとつだけアドバイスを。それは「タレ」である。焼肉屋に行くと「しょうゆダレ」「味噌ダレ」等など、いくつかのタレが用意されているはずだ。そのうちのどれを使うかは皆さんの好みもあるので強制はしない。ただ、是非試していただきたいのが「塩」である。だいたいの店には「塩」が常備されているはずだ。無い場合でも頼めば厨房からもってきてくれる。この「塩」を小皿に盛り、肉の端にチョコンとつける。ポイントはつけ過ぎないこと。肉が塩に触れたか触れていないかのギリギリのラインを目指してほしい。そしてそのまま一口で食べる。塩が唾液を呼び寄せ、肉汁の混ざり合い至高のハーモニーを奏でること間違いなし。オプションで胡椒を混ぜるのも通である。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。焼肉が食べたくなったあなた。マンツーマンで指導しますので、いつでもお呼びください。