すっかり梅雨入り果たしてジメジメとした日が続きますけど、先日のカメルーン戦はニポーン見事でした。いやーいい試合だったなー素人目にも。
そんなこんなで、最近奥さんの保険を見直しました。理由は簡単。必要ないからです。奥さんのスペックは25歳、女性。一応働いてますが、僕の扶養に入ってます。(たぶん)子供はまだいません。
まず、 見直し前の契約内容ですけど、死亡保障から特定疾病保障、医療保障と、とにかくいろんな特約のついた大手生保のいわゆる総合保障商品。保険料は月々1万円強。まだ独身の時に入った保険だそうですが、なんと死亡保障が2000万もついてる。子供もいないのにそんなにいらねー。万一のとき、手元に2000万も残されたら余計にへこむわ!ってことで見直してやりました。
それにしても、こういう総合保障型の商品ってほんとわかりにくいなー。ウチの会社も人のこと言えた義理ではないけど、一応プロの僕が見ても、設計書(いわゆる見積書)を見ただけではすぐに理解できません。こんなものを一般の人にいくら説明したってたぶん半分も理解できないと思う。もちろん説明する側の問題も多分にあるんですが。
そんな業界批判は置いといて、若い人、特に独身の人にとって死亡保障はそこまで必要ありませんよね。厚生労働省のが発表している第20回生命表のデータでは25歳男性が向こう10年のうちに死亡する確率はおよそ0.74%。1000人いれば7,8人ってところです。降水確率が1%にも満たないのに傘持って出かけますか?必要ないですよなねー?
ということで、貯蓄性の高い終身保険単体500万に切り替え、保険期間を20年に設定。保険料の払込満了後はほっておくだけでガンガン増えます。終身保険のデメリットとしてはインフレが起こって円の価値が変わってしまうことですが、恐らくこれからの20年で大規模なインフレが起こる可能性は皆無でしょう。年利0.2~0.3%で銀行に預けることを考えるといくらかましです。
ただ、単なる終身だけでは病気やケガになったときが怖いので、医療保障はネット系生保の医療保険に加入。大手生保と比べると入院日数の上限面で見劣りしますが、入院日数の短期化が進んでる現代社会では60日で十分かと。保険料は大手生保の約半分で済みます。年齢的にも給付日額は5000円でこれも十分。
今回のように、若い世代。特に独身男性(女性)や子どものいない主婦の場合は必要以上に死亡保障を厚くする必要はございません。万が一の場合、親に迷惑をかけないように葬式代ぐらいを準備できれば十分。そういった意味で貯蓄性の高い終身保険がおすすめです。大手生保の総合保証型の商品は、大概がいわゆる掛け捨ての定期保険です。1%にも満たない死亡率のために高い保険料をドブに捨てる必要はありません。
また、医療保険も付加保険料(生保会社の必要経費)を落としたネット系生保がお勧め。低廉な保険料で必要最低限の保障を準備しましょう。
なんでも一つの保険でまかなおうとするため必要以上の保険に入ってしまいます。それだけ保険料が支払えるの余剰資金があるなら貯金、もしくは自分で運用するなり、流動性の高い資産の形成をお勧めします。
今回は結果的に占めて13000円強と保険料は高くなりましたが、終身部分の10000円強は貯蓄と考えればかなり無駄を省けたと思う今日この頃だ。